平成19年10月20〜21日の2日間、八戸市湊高台西有公園近くの東公民館祭りで、安田コレクションの掛け軸部門の一部を公開展示した。今回は西有公園にちなんで、郷土が生んだ高僧西有穆山禅師の三副対の大変珍しい紙本墨画の掛け軸を展示した。穆山禅師が好んだ達磨大師に関する作品で穆山禅師が明治30年(77歳)に描いた作品である。達磨大師に「一華開五葉 結果自然成」の言葉が書かれた作品と同じ物は旧名川町の法光寺に所蔵されているが、三副対は初登場かもしれない。過去に開かれた特別展の図録にも出てこない珍しい作品だ。字も読めず意味もわからないときたので、八戸美術館の山田副参事に協力していただき解読したので、業務日誌に詳しく載せておきます。
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