１９５０年代後半につくられたものと思われます。フォードは、資料等で１８台まで確認しているのですが、写真の車は見当たらない。フェンダーミラーがついているブリキの車は珍しいと思う。。全長も３２ｃｍとキャデラックと並べても遜色ない。個人が子供の頃遊んでいたいた物を譲られたのだが、箱もついているしデットストックのように状態が良い。まさに奇跡の発掘である。

１９５０年代を彷彿させるテールフィンが実に格好いい。いかにもアメリカンな雰囲気が伝わってくる秀逸な作品だ。メーカーもヨネザワ製でレベルの高さが伺われる。

フォードのボックスアートです。予算が合えば、できる限り箱付きで収集したいものだ。箱があればコレクター冥利につきる。箱にはアメリカ人の子供がついているが、かなりリアルである。車はサングラスをかけた男と、何故かシャンパングラスを持ったご婦人が描かれている。箱にも相当お金をかけているので、値段も高かったに違いない。