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有限会社 アトラス測量 |
〒039-1166
青森県八戸市根城五丁目
12番26号(裁判所前)
TEL:0178-44-0333
FAX:0178-44-0659
E-Mail:
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2012年02月07日(火)
テレビを観ていると、埼玉県の山間部の町に造られた天然リンクで、元気に遊ぶ子供の姿が映っていた。造り方は農業用のビニールで池を造り、近くの川から水を引き込むとのこと。しかし、残念ながら遊べるのは、あとほんの少しだけのよう。太陽の位置が変わり、日が差し込むようになると溶けて終わり。運営は地元のボランティア有志の皆様が運営しているとのこと。 このリンクのメリットは、パイプ椅子などを持ち込んで自由に滑られることでしょう。氷が傷ついても叱られないらしい。子供たちの笑顔の秘密は、郊外の解放感と、自由な雰囲気から生まれてきたものなのだろう。 こどもたちの屈託の無い笑顔を見ていて、私のこどもの頃を思い出した。今から30数年前になるが、私が通っていた小学校の校庭にも、なんとリンクがあったのだ。冬休み前から氷が張られ、2月いっぱいは滑ることができたと記憶している。当時の先生が毎朝4時頃から出校し、何度も水を撒いて、何重もの厚いリンクを造ってくれたのだ。体育の時間が待ち遠しかった記憶がある。小学生から氷に親しんだおかげで、今でもスケートを滑ることができる。確か山田先生と記憶しているが、本当に感謝している。こどもたちとリンクに行く度に、遠い日の記憶を思い出す。 もっと古い世代になると、南部山のため池にできた天然氷でリンクでスケートを楽しんだと伝えきいている。我が家に、今では珍しい、下駄スケートが残されている。当時の記録を伝える意味で貴重な資料と言えよう。保管して後世に伝えていこうと思う。 あと一つ、氷にまつわる話。小学生だった頃、堤に張った氷を切り出し、倉庫に運んで小遣いを稼いだという方から、貴重なお話を聞くことができた。お歳はなんと今年で90歳。まだまだ元気なおじいさんでした。氷の切り出しは、戦中戦後の風物詩と言えようか。八戸市根城一丁目近くにあった堤に氷が張ると切り出され、近くの倉庫に保管されていたようだ。何に使われたかと言うと、夏になると水産関係者の方が、魚の鮮度を保つために買い求めたようだ。しかし、家庭にも電気が復旧し、冷蔵庫が売り出されると、八戸地方特有の冬の風物詩も消え去ることになる。 今では、校庭にリンクを造る学校などない。手間もかかるし、造るノルマを持った先生もいないのだろう。でもなんとか復活できないものかな・・・・・ リンクから氷の話題を思いだし書き出しました 明日からまたまた寒波到来。しばらくは着込んで耐えるしかないようです。
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