青森県八戸市の測量会社・アトラス測量
測量業者登録 第(1)-29176号
測量設計・測量業務のアトラス測量
青森県八戸市根城五丁目12番26号(裁判所前)
アトラス測量TEL:0178-44-0333
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オールディズ古間木 未来のまちづくり
2010年10月28日(木)

 久し振りに感動するイベントにかかわることができた。古間木地区の石岡商店倉庫群で、画期的なまちづくりイベントができたことに感謝である。そんなに広いスペースではないのだが、こじんまりとしていて、ひとつひとつの仕掛けに心がこもり、優しく、ゆったりとした時間が流れる空間。古本市、マンガブックカフェ、小沢純二写真展、昔の8ミリフィルム上映会、三沢市立図書館館長トーク、ハーモニカコンサート、はまなすの会語り聞かせ、古間木地区昔の写真パネル展示などなど。
 たった5時間の開催では、全てを表現するには足りない。しかし、表現者のひとりとして、本当に胸が躍る最高の1日であったことは間違いない。

写真はNPO法人映画保存協会による、8ミリフィルム上映会の模様である。映像のスペシャリスト竹村さんによる、素晴らしい活動を拝見させていただいた。ただの記録映像にとどまらず、フィルムから人と人との係わり合いや、家族の絆の大切さを教えていただいたような気がする。
 一個人のフィルムを開放してくれた、地元の有志にも感謝したい。本当に貴重なフィルムだと思う。フィルムを大事にし、映写機を通して、皆さんに鑑賞してもらうことに生きがいを感じて活動することの意義深さ。映画保存協会さんの活動も応援したものである。
 日本は欧米諸国に比べ、昔の映像に関する価値観が低すぎると言われている。平気で貴重な資料群であるフィルムを捨てるかたが多い。これからは、捨てる前に少し立ち止まり、フィルムを安田に預けて欲しい。安田コレクションは貴重なフィルムの保存にも努めているからだ。

 スクリーンの背景には、大型のサイロが写っている。この場所はかつて、米の精米が行われていた。明治に八戸から移り住んだ、初代店主石岡直吉氏が、建てたものである。戦後も農業資材販売会社として続いていたが、2006年に廃業した。しかし、倉庫群は取り壊されず、今も大切に残されている。維持・修繕費がかかるので、大変だと思うが、明治から続く産業遺産としての価値は十分にあるので維持できないものか。さらなる有効活用の入り口にたてた意義は大きい。今後のスペースの活用に期待する。

 映画20世紀少年関連に使用された小道具が、ウス紙から顔を覗かせると、高校生たちからどよめきがおきる。三沢市内在住の高校生がボランティアでイベントをバックアップしてくれた。携帯のカメラの音がバシャバシャ響き渡る。ほんとうに喜んでくれた。映画の人気は相当高いらしい。
 ボランティアの高校生と小道具の飾りつけと、会場運営、撤収を手伝ってもらった。本当に良く気がつき動いてくれた。こういった学生をイベントに引き込み、地域の活性化の担い手を育てることも大事であると思うのだ。
 高校生の就職を取りまく環境は以前厳しい。私たちができることは、魅力ある地域を造り、こどもたちに繋いでいくことにある。少しでも地域の良さを認識していただき、町に興味をもってもらう。この積み重ねが未来のまちづくりに繋がっていくのである。
 地域の若者に期待し、町の将来を託したい。この中で地域に残り、生きがいをもって郷土に暮らす人たちを輩出することを願いたい。

 今回のイベントから様々な勉強をさせていただいた。街づくりの難しさも感じたが、希望がないわけではない。

 これからも地域に夢や希望の種を蒔く活動を続けていくつもりである。
 次回はいよいよ寿楽荘のおもちゃ展が予定されている。記念すべき40回目の節目の展示会になる。


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