映画20世紀少年関連に使用された小道具が、ウス紙から顔を覗かせると、高校生たちからどよめきがおきる。三沢市内在住の高校生がボランティアでイベントをバックアップしてくれた。携帯のカメラの音がバシャバシャ響き渡る。ほんとうに喜んでくれた。映画の人気は相当高いらしい。
ボランティアの高校生と小道具の飾りつけと、会場運営、撤収を手伝ってもらった。本当に良く気がつき動いてくれた。こういった学生をイベントに引き込み、地域の活性化の担い手を育てることも大事であると思うのだ。
高校生の就職を取りまく環境は以前厳しい。私たちができることは、魅力ある地域を造り、こどもたちに繋いでいくことにある。少しでも地域の良さを認識していただき、町に興味をもってもらう。この積み重ねが未来のまちづくりに繋がっていくのである。
地域の若者に期待し、町の将来を託したい。この中で地域に残り、生きがいをもって郷土に暮らす人たちを輩出することを願いたい。
今回のイベントから様々な勉強をさせていただいた。街づくりの難しさも感じたが、希望がないわけではない。
これからも地域に夢や希望の種を蒔く活動を続けていくつもりである。
次回はいよいよ寿楽荘のおもちゃ展が予定されている。記念すべき40回目の節目の展示会になる。