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有限会社 アトラス測量 |
〒039-1166
青森県八戸市根城五丁目
12番26号(裁判所前)
TEL:0178-44-0333
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E-Mail:
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2010年07月04日(日)
久し振りに本屋さんに入った。美術年鑑を見て帰ろうとしたら、八戸を撮り下ろした写真集に出くわす。確か後輩の大川君が、関わっていたことを思い出し、思わず手に取る。私もニコンを手にしてから20年を数えます。無類の写真好きなんです。20代の頃は良くリバーサルフィルムで撮影し、各種コンテストに応募したものです。しかし、時が流れて、今では手軽に楽しみめるデジカメに移行してしまいました。この時点で、作品世界から身を引きます。 さて、写真集に話しを戻しますが、久し振りに正統派の綺麗な写真集を拝見しました。撮影データがないので、憶測で言いますがデジカメで撮った写真ではないと思われます。風景写真なんかは、前田真三を彷彿させる圧縮効果を狙ったような、遠近感というか奥行きのある深みのある写真ですね。風景に限っては間違いなく中判以上のカメラで撮影したものと思われます。35mmではなかなか出せない世界です。特に写真集のトップにくる種差を撮影した写真は一押しです。露出をきりつめて、あえてアンダー気味に色をおさえて、奇岩の持つ神秘性のようなものを、これほどまでにうまく表現した写真はなかなかお目にかかれません。人物の写真も多いです。笑顔もあれば、怒っているような仏頂面もありほほえましいです。写真集全体で見ると、注釈が入らないとどこで撮影したかわからないぐらい、おもいがけない場所・視点で撮影されています。コーデネーターの方が相当八戸に詳しく、地域に人脈のある方がついておられたのでしょう。「八戸にこんなところあったっけ?」。八戸の素晴らしさを、改めて再認識するにはもってこいの写真集です。八戸を知らない方が撮影したことがかえってよかったのだと思う。先入観があると、観光名所的な行き慣れた場所で済まされたのでは。ただ湊朝市の写真が無いのは少し残念でした。数万人の客が集まる朝市を、小林カメラマンならどのような切り口でくるのか見たかったですね。短い滞在期間でこれだけの写真を撮るのはかなり難しいです。反面ジェラシーも無い訳では。してやられたという感じです。 それにしても八戸の魅力満載のキュートな写真集です。是非いろいろな人に紹介したいと思います。 勿論、迷わず買い求めたのは言うまでもありません。 写真集の企画・監修は八戸観光コンベンション協会でした。
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