差波山に行く途中に、立派な立て看板が建てられていた。戦争遺物を伝える為に、土地所有者のかたが建てた看板だそうだ。詳しく調べられたのか、丁寧な文面で説明が書かれていた。戦争遺物を紹介する看板を設置し、見学ツアーなんか組める日がくることを願い、活動していくことにしたい。トーチカは櫛引地区、是川地区、島守地区に点在していて、およそ100箇所ほど確認されている。まだ未確認のトーチカも存在しているらしい。幸い壊されたトーチカはあまりないようだ。今回訪れたトーチカは所有者さんとも接見しているので問題ないが、本格的に調査となれば膨大な作業量になる、しかも所有者さんの特定もしなければならない。大変な作業であるが、安田コレクションメンバー一丸となって、頑張っていきたい。トーチカを詳しく調べることにより、機能と役目の解明ができるかもしれない。