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有限会社 アトラス測量 |
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青森県八戸市根城五丁目
12番26号(裁判所前)
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2010年04月08日(木)
先日経営者を対象とした経営セミナーを受ける機会に恵まれた。リーマンショック以来、不況の長いトンネルの先に、一向に光が見えない状況が続いている。講師の方が言うには、来年までこの状態が続くらしい。今は売り上げを伸ばすことよりも、支出を押さえることが大事だとおっしゃっていた。経営者の責任が今まで以上に重くなる事は言うまでもない。キャッシュフローを意識するように。講義中盛んに使われたキーワード。企業の財務面での安全性をたかめる努力が大事なようである。それには、賃借対照表をみながら簡単な経営分析ぐらいできないと、経営者として失格である。幸い我がほうの顧問会計士は、毎月経営指導もしてくれるので、賃借対照表のポイントぐらいは押さえているつもりだ。大事なポイントとして、「流動率」「当座比率」「経営収支比率」「自己資本比率」「固定長期適合率」などがある。これらの比率から、支払い能力の大きさと、資金調達の健全性がわかる。銀行から借入れを起こす場合、必ず決算書の提出を求められるが、必ず今あげたポイントの数字を注視しているはずである。会社は収益力も求められるが、財務の安全性も高くないといけない。短期的な資金繰りが大丈夫か?をみるために流動比率や当座比率をみる。数字が高いほど資金繰りの安全性が高い。目標とする数字として、流動比率で150%超、当座比率で120パーセント超は超えたい。流動資産の中に現金化の難しい不良債券や、不良在庫が多いと流動比率が高くなり、安全性は低くなります。会計事務所からは、とにかく売掛け金の早期回収をたたきこまれています。キャッショフローを意識しろ。資金ショートの恐れは?経営収支比率をみます。資金繰り改善の目安として100%以上は確保したい数字です。常日頃注意してみている数字です。収支のバランスがとれているか?デフレ下では支出をいかにおさえて、比率をあげることができるかが大事です。借入金への依存度は?自己資本比率をチェックすることによりみえてきます。最低でも30%超が望ましい数字である。自己資本不足は債務超過の危険性が高いので、この数字が悪化するのも要注意である。設備投資などへの資金調達が健全か?固定長期適合率をチェックします。目標とする数字は80%未満です。100%を超えると資金繰りに影響します。理想は自己資本内でまかないたい数字です。これらの管理は、FX2戦略経営者会計ソフトを使用しています。毎日気軽に経営分析できる優れもののソフトです。支出と収支の内訳が瞬時にわかり、年度ごとの比較も簡単です。経営者の責任。経営を会計事務所任せにしないことだと思います。自分の会社は自分で守る。経営者は勉強することが山ほどあるということを肝に銘じて取り組んでいます。酒や遊びの時間も大事であるが、経営者に一番必要な時間は、経営の勉強であると思っています。
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