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有限会社 アトラス測量 |
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青森県八戸市根城五丁目
12番26号(裁判所前)
TEL:0178-44-0333
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E-Mail:
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2009年10月05日(月)
先月は人生で一番忙しかった月である。自分のブログを全く更新できなかった。昨日、10月4日をもって、ゆめみらい事業(小学生を対象にした職業体験)終了。思い起こせば4月から本格的に始まったゆめみらい塾。全小学校校長先生への直談判から始まり、ゆめみらい塾生の受付。親子の面談も2回を数える。こどもたちの自宅での面談も行った。普段見ることのできない、素の様子のこどもたちの生活を覗くことも何かと役にたつ。
面談では各々の体験事業を了承してもらい、今度は難関の企業へのアプローチである。遠いところでは、イルカの調教師になりたいこどもの為に松島水族館と交渉したり、宇宙飛行士になりたい子は、筑波のJAXXAとも交渉した。野球選手を夢みる子供のために、ジャインツの坂本選手からのサプライズで、東京ドームの招待券をいただいたりした。本当に、どの企業も快く承諾していただき、心から感謝しています。何より、お父さん、お母さんのご協力なくして、この事業は成立しませんでした。ご理解をしめしてくれた、ご父兄にも感謝です。そして、みらいを夢見る子供たちに、何より勇気と情熱をいただきました。大人のほうが、勉強させられましたね。
この事業を語る時、安田塾長の熱い思いがなければ成立しません。思い起こしても、良くこれだけの設えができたものだと感心しています。塾長には正直脱帽しましたね。塾長以下、6班の班長、副班長の個性のぶつかりあいがこの事業の成功の秘訣だったのではないか。共通して言えるのは、どの班も一切妥協しなかったことである。意地と意地のぶつかり合いと、こどもたちへの深い愛情が成功に導いてくれたのだと思う。今回の事業で一番大変だったことは、ビデオ収録時間が700時間に及ぶ大作を、わずか70分にまとめる作業である。コメントと音も挿入しなければならない。塾長はじめ、スタッフと高松君が、1ヶ月間徹夜で仕上げてくれた。まさに命がけで仕上げてくれた。エピソードとして、徹夜あけにもかかわらず、フラフラになりながら私のおもちゃ展示会を手伝いにきてくれた塾長がいた。顔色が悪いからどうしたと聞くと、徹夜ですと答えた。約束ですから。「家に帰って寝てください」。頼み込んで帰ってもらった。気持ちだけはありがたく受け取った。今時少なくなった侍のような人間である。無茶をしてと思ったが、その強い気持ちに、今回の事業にかける情熱を感じる。不屈の精神力があるからこそ、途中なんども折れそうになりながらも続けることができたのだろう。ここまで素晴らしい映像をよくぞ作り上げてくれたと思う。なにより、朝帰りする旦那を温かく見守ってくれた家族にありがとうと言いたい。ビデオが完成したのは、閉校式の前日の朝4時だった。その出来具合は、閉校式に集まった方々の涙をもって証明された。私も修了書授与式があるので、涙をこらえていたが、最後の、モデルを目指した、あきちゃんのビデオを観て、ついに涙腺を切られてしまった。ファッションショーでウエディングを着て歩く姿に、一生懸命練習した姿を重ねてしまった。思わず涙をのむ。その次に、エンドロールである。キロロの「未来へ」を、歌手志望の子供が歌ったテープが流れた。これ以上聞いたらまずいと思い、耳をふさいで外へでた。塾長、感動させすぎなんだよ。
私は気を取り直し、授与式にむかう。私の担当する第2班は5名の卒業生を送ります。プレゼントとして、お世話になった企業の担当の方々の色紙へのメッセージと、大きく伸ばした子供の笑顔の写真と、私の手紙を添えた。一人ひとりに思いを込めて読み上げる。泣かないつもりでいたが、詰まってしまう。警察官をめざした、こどもの満面の笑顔の写真に、今回の事業の答えをみる。「こどもたちの笑顔を引き出す」。開校式で拳をつきあげて宣言した言葉だ。本当にこどもたちは心からの笑顔を見せてくれるのだろうか?正直半信半疑だった。しかし、事業が盛り上がってくるにつれてこどもたちの表情が変わった。素敵な笑顔に勇気ももらった気がする。今年の石橋理事長の掲げたテーマが「誇りと絆」である。今回の事業にかかわれた事を誇りに思うとともに、かけがえのない絆を感じることができました。
ゆめみらい塾生たちは、今日で卒業だが、これから夢を追いかけながら、人生を歩んでいくことになる。途中で止まったり、あきらめたり、夢が変わったりするかもしれない。しかし、今回体験で蒔かれた種は、将来何かの形で成長し、必ず芽生えると思っている。その時がゆめみらい塾の本当の修了だと思っている。答えはすぐにでないが、挫折しそうになったら、夢を追っていた自分の頑張る姿を思い出してください。そこには応援してくれた素敵な仲間や、大人たちがいたはずだ。
夢をつかめ塾生たち。君たちが活躍できるように大人たちも頑張ります。
写真はゆめみらメンバーです。どの笑顔も達成感に満ち溢れています。 笑顔をひきだされたのは、私たち大人だったのかもしれない・・・・・
この事業にかかわった全ての人たちにありがとうと言いたい。
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