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有限会社 アトラス測量 |
〒039-1166
青森県八戸市根城五丁目
12番26号(裁判所前)
TEL:0178-44-0333
FAX:0178-44-0659
E-Mail:
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2009年08月23日(日)
八戸青年会議所ゆめみらい塾いよいよ最終章です。今回は中心街の横丁を子供たちと散策しました。ただ歩いても面白くないので、八戸市中心市街地活性化推進室の今川和佳子さんをお招きして、八戸横丁アートプロジェクトの「ヨコちゃん」を探せとコラボレーションすることにしました。50数店舗の協賛により、様々な色のついたヨコちゃんのキャラクターを探し出し、色を書き込みます。まわった数でかわいいヨコちゃん缶バッチがもらえます。子供たちもゲーム感覚で元気に街を飛びまわりました。かなり手の込んだ細工をしているお店もあり、なかなか探し出すのに苦労します。普段はこない大人の空間にこどもたちも興味深々なようでした。五番街は昼でも暗く、昭和30年代のまま残っているそうです。かなりノスタルジックで好きですね。普段は酔っ払って通るので、あまり記憶がありませんが、明るいうちに散策するのも八戸の新しい魅力の発見に繋がるのではないでしょうか。しかし、八戸にはたくさんの横丁がありました。ハーモニカ横丁、八戸昭和通り、たぬき小路、ロー丁れんさ街、長横町れんさ街、花小路、みろく横丁などです。今回改めて、地図を片手に散策して勉強になりました。
散策後、三八城公園で、食事をしました。1時間30分も歩いたので、こどもたちも食が進みます。食事後。プチ講師として、中心街の話をしました。今ある町並みは、映画が全盛期の戦後に、映画観賞後の人々の胃袋を満たすため、施設の周辺に飲食街が誕生したのが名残です。娯楽のない時代に、憧れのスターを見るのが何よりの楽しみだったのでしょう。いい映画を観て、ボーリングやスマートボールを楽しんだ後、美味しいご馳走を食べて、みんな頑張って仕事していたんだなと思うと、少し感動しました。その際に、街の中を効率よく移動できるように、横丁がつくられたんですね。それが今も残っています。時代の変化に対応しながら、東北では仙台の国分町に次ぐ飲食歓楽街として多くの人々に親しまれています。
町名の由来も説明しました。八戸中心街はかつては、八戸城の城下町でした。数字のつく町名は毎月その日に「市」がたち、町が賑わうように配置されたものです。鷹匠小路(ロー丁)は殿様が鷹狩りをする際に従事していた鷹匠の人々が住んだ町です。ロー丁とも呼ばれ、かつては牢屋が置かれていたそうです。ヤグラ横町は火のみヤグラがあったことに由来するそうです。最後、ひと昔前八戸タワーがあった話や、長根スケートリンクが池だったことを話したら驚いていました。三八城公園には動物園があったんですよ。観光交流施設が出来て、中心街が変わろうとしています。子供たちに、街のことを少しでもわかってもらえたかな。今回のヨコちゃんを探せの企画はいいですね。街に興味を持てる素晴らしいものです。期間が8月31日までです。いわとくパルコの4階に事務局があるので、用紙をもらい是非チャレンジすることをお勧めします。大人は古きよき時代を思い出し、こどもたちは新しい魅力の発見になるのではないでしょうか。
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