踊りの練習後、郷土が誇る玩具である八幡馬を実際につくり、さらに歴史を学ぶことにした。八幡馬の歴史は750年前に作られた木彫り馬を元に、明治の初め頃より作られ始めたそうである。櫛引八幡宮の祭礼で売られるようになったことが、「八幡馬」の名前の由来です。私の所有している、昭和初期の玩具辞典にも郷土がん具として、堂々と紹介されています。福島の三春駒、仙台の木下駒と並び、日本三駒のひとつです。もともとは、「四つ車のついた板に乗った2頭の馬」で板についたヒモを引いて遊ぶがん具でした。
写真のがん具は、(株)八幡馬さんで購入したキッドに色つけしたものです。塾生の一人の作品ですが、非常に見事なできばえです。