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有限会社 アトラス測量 |
〒039-1166
青森県八戸市根城五丁目
12番26号(裁判所前)
TEL:0178-44-0333
FAX:0178-44-0659
E-Mail:
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2009年01月02日(金)
八戸市圏域の元旦を断水が襲う。たった1本の導水管。市民の暮らしを脅かすのに、管1本で足りてしまう。厳しい現実です。馬淵川から白山浄水場に水を引く導水管から、水が漏れる事故が起きたのだ。八戸圏域の動脈にもかかわらず、道水管がここの1本のみである。1級河川坂牛川の下を横断するので、コの字型に配管されている。原因はまだ不明だが、恐らく継ぎ手部分の溶接からの漏水ではないかとの見解だ。予想外の事故だから仕方がない部分があるが、自治体の対応がちょっと悪すぎる。朝6時に発覚し、たった1本しかない導水管が取水停止しながらも、広報体制を取らず、企業長である小林市長への連絡が5時間もかかるのはいかがなものか。改めて自治体の弱点を露呈した形になる。以前から思っていたが、仮によその国の戦車でも上陸してきたら、この国はあっという間に破壊されるだろう。あまりに関係部署と関係法が多すぎて、誰の責任で対応してよいか協議している間に、かなりの時間が過ぎていくことが想像がつくからだ。今回も国が絡むので、工事するにも時間がかかりそうだ。世界的に見ても、許可に対する時間のかかり方と書類の量はナンバー1ではないか。有事に弱い国がみてとれる。災害は瞬時に判断して、即座に対応しなければならない。情報すらトップに伝わらないのであれば、問題外である。幸いわが家は、水圧は弱いが断水しなかったが、体の不自由なお年寄りや、透析患者を抱える病院、飲食店、寒い中長蛇の列の中で給水を待つ市民はどれだけ困ったことか。私の耳に届いたのは断水の少し前であった。朝6時に分かっていたなら、何故午前中に広報できなかったのか?もう少し早ければ。市民のかたの対応が違っていたにちがいない。市民の大半が断水して気付くというあのでは遅すぎる。自治体の釈明で、災害時に広報するマニュアルがなかったそうである。地震が多い地域にもかかわらず、信じられない事態だ。優秀な職員がたくさんいるなかで。1時間の会議ぐらいで、瞬時に対応できると思うのだが。有事は一刻を争う。圏域ともなれば、関係市町村も関係してくる。一度災害対応を話し合い、瞬時に対応できるいシステムの構築を確立させていただきたいものだ。 日本特有の関係部署のたらい回しや、責任のなすりあいはもう聞きたくない。有事に誰の責任で、どう動くのか。こういう時にこそ組織力がためされるのである。 かなりきつい事を書いたが、不眠不休で頑張っている職員の方には大変感謝しています。現場に張り付いている知り合いは、4日間殆ど寝ていないそうです。体を気遣います。苦情の電話も凄い量で、対応した職員の方々が疲労困憊しているそうです。そうした光景が目にうかぶので、苦情の電話はかけません。三陸はるか沖地震の教訓がいかされているからです。水道の蛇口つきポリタンク。ストック用のポリタンクも2,3個あるので3日間ぐらいの断水なら対応できます。地震の教訓があるので、なんとかなると思っている。1日も早い完全復旧を願っています。
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