青森県八戸市の測量会社・アトラス測量
測量業者登録 第(1)-29176号
測量設計・測量業務のアトラス測量
青森県八戸市根城五丁目12番26号(裁判所前)
アトラス測量TEL:0178-44-0333
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業務日誌
8ミリフィルム上映会に作品提供
2007年11月25日(日)

三沢先人記念館で開催された8ミリフィルム上映会に参加してきました。サブタイトルの「フィルムは静かに待っている」のタイトル通り、押入れの片隅で静かに眠っていることが多く、見つかっても保管が大変なので捨てる方が大半だと思います。今回の上映会のコンセプトは以前の記録・記憶を共有し、残していきたい。この思いのもとに県内外から作品を持ち寄って上映しました。私の作品は、八戸で江戸時代から昭和にかけて栄えた豪商の旧家から出た物を譲り受けたものです。歴史のある家柄で、豪華な品々から、当時の繁栄ぶりが伺えました。この家の跡継ぎになる知人より、旧家を解体する際に出てきた古いフィルムを、是非保管して活用してくれないかと頼まれました。その際に譲り受けた中で一番状態の良いものを今回上映した次第です。作品の中身は「いだ豆とり」のタイトルのとおり、家族で豆とりをしている素朴な内容のものでした。フィルムの中は、制服を着た子供たちの笑顔。、昭和35年頃の懐かしい八戸の風景が写っていました。さながら「オールウエイズ三丁目の夕日八戸編」である。子供たちが着ている服は、丁度デーリー東北に連載している昭和30年代の写真とそっくりなものです。50年の歳月を経て静かに眠っていたフィルムを復活させることができて、感無量である。今回のコーディネイターを務めた竹森さんに、さらに数十本あるフィルムの解読をぬけぬけと依頼しました。注目の作品の一つに「金吹沢のバイク」なる意味深なタイトル。恐らく昭和30年代にあった金吹沢の自動車教習所のことだと思う。当時の映像を是非みたいものである。昭和30年代は、8ミリフィルムを所有する家庭が殆どなかったに違いないので、とても貴重な映像だとおもいまよ。是非この貴重なフィルムを保存し、後世に伝えていきたいと思っています。

8ミリフィルムの種類には、レギュラー8(ダブルエイト)、シングル8、スーパー8の3種類ありますが、私が所有しているフィルムは一番古いレギュラー8になります。フィルムの穴の形に違いがあり、シングル・スーパー8が縦長に対して、レギュラー8は横長です。今一番普及している映写機が使えないのです。今回わざわざ竹森朝子さんが、レギュラー8の映写機をオークションで落札して備えてくれました。落札した映写機を秋田県大館市の映画サークル絵夢人倶楽部の方が修理して、上映会にこぎつけてくれました。おかげで貴重な映像を見ることができました。内容にも大満足です。私も映写機をみつけて、自宅で上映会もいいかな。

上映会の様子です。光の強い映写機なので蛍光灯下でも鑑賞できるそうだが、やはり暗くしたほうが写りがきれいである。この作品は三戸の月山神社で撮影されたもので、泉山部落に800年前より伝わる、「7才の成人式」を撮影したとても貴重なフィルムである。写りも音もすばらしく良かった。この信仰は、数え年七歳の男児が水ごもりをとり、白装束をつけ、父兄に付き添われて登拝する貴重な習俗である。このお参りは女人禁制だそうで、このような貴重な伝統が、地域にあることを学ばせていただいただけでも収穫であった。提供は「八戸シネビデオクラブ」の会員の方からでした。あと、むつ市の中村さんが、海上自衛隊救難飛行隊に所属していたころ、飛行機から撮影されたフィルムはとても見ごたえがりました。秋の十和田湖、三陸海岸の北山崎、八甲田連邦、北海道の昭和新山などがフィルムに収められていました。海上自衛隊の救難飛行隊は地図なしでも昼夜問わず現地に急行するために、常日頃繰り返し飛行訓練し地形を叩き込むそうで、その合間に撮影されたとのことでした。一般では考えられない映像です。
 残念ながら私の所有するレギュラー8フィルムはDVDに変換することが難しいので、今しばらく自宅でみれないと思いますが、何か良い方法が無いか、映写機に詳しい方に聞きながら、研究するのも楽しみのひとつになりそうです。


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