青森県八戸市の測量会社・アトラス測量
測量業者登録 第(1)-29176号
測量設計・測量業務のアトラス測量
青森県八戸市根城五丁目12番26号(裁判所前)
アトラス測量TEL:0178-44-0333
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ホタルの里を訪ね八戸の環境を考える
2007年07月06日(金)

白銀町の三嶋神社祭りに家族で出かけた後、ホタルの里を訪ねる。この場所は、白銀南中学校近くの小川に設けられた施設で、毎年6月中旬より3週間ほどホタルの幻想的な明かりを楽しめる。知人の元白銀南公民館館長の川村先生が、手塩にかけてホタルを育てあげ、100匹前後の光の舞を観察できるまでに回復した。ゲンジボタルは数十年前までは仙台当たりまでが北限であったが、気候が変わり八戸でも観察きるようになった。今年は気温が例年より高めなので、去年より1週間ほど早い6月16日より姿を確認できたそうである。あと、1週間ほど楽しめるので、一番動きが活発化する夜8時から9時までの間に行けば、観察できますよ。ホタルは昆虫なので、風が無くて蒸し暑い、蚊が沢山出るような日が狙い目です。
 川村さんの話では、ホタルは来年も観察できるかどうか、環境次第だと言っていた。今の小川の水源は「野馬の湯」の上流から湧き出ている清水であるが、雑排水で水が汚れると「大量のヒル」が発生し、ホタルのエサである「カワニナ」を食べつくして、あっという間にホタルが消えさるそうである。その他に上流の木が伐採されていることも、懸念材料のようだ。木の根は雨水を綺麗に浄化して、川に流す役目をしているので、すぐ小川が汚れやすくなるみたいだ。最近、雑排水が少数の家から流れてきているみたいなので、いつホタルが全滅してもおかしくない状況だそうである。しかし、今年EM普及協会の同志、田中建具の社長がボランティアでEM活性液を3回投入し、なんとか水質を保っている状態だ。私も宅地造成の設計をしているが、基本的には合併浄化槽を使い、浸透桝で家庭の雑排水を処理するよう指導している。側溝に繋ぐと、家庭の汚水が海にまで到達してしまう。白銀地区の雑排水が都市下水路を流れ海に流れ込み、蕪島が泳げなくなるほど、大腸菌で侵されるようになったのである。我が家の雑排水は大型の浸透桝で処理している。一人ぐらいいいだろうの精神が、知らないうちに環境を破壊し、ホタルも住めないような街を造り出すことの責任を痛感して欲しい。ホタルはまさに環境のバロメーターなのだ。このホタルの里に、ゲンジボタルが飛ばなくなるのであれば、寂しい限りである。ホタルの里の灯を消さないよう、ボランティアの方々への協力を惜しまずしていくつもりだ。


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