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有限会社 アトラス測量 |
〒039-1166
青森県八戸市根城五丁目
12番26号(裁判所前)
TEL:0178-44-0333
FAX:0178-44-0659
E-Mail:
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2007年07月02日(月)
宅地造成設計で一番難しいのが、雨水の処理である。八戸市の策定した基準では浸透池は設けられない。災害も想定して最低限度の排水設備がないと造成の開発行為ができない。今、相談段階の造成地は、排水設備が途中でなくなっている事例がある。そういう箇所は八戸市の道路維持課と協議し、道路法24条許可か法定外の使用許可を申請して、自腹で側溝敷設工事をして流末を確保しなければならない。その土地の地形や地方の降雨強度式によって、側溝の大きさも違ってくるのである。背景には大雨被害による苦情が八戸市に殺到するので、厳しく対応せざるをえない状況だ。本来は行政サイドでインフラ整備しなければならないのだが、10年先の工事までいっぱいで直ぐには予算の付く話ではない。今までも開発業者の企業努力で、市道の側溝の入れ替えを行い、宅地造成した現場もたくさん事例がる。今後もこのようなケースが増えると思うが、少しでもコストを削ずりたい業者さんと、予算のない行政の板ばさみで設計業者も大変だが、間に入って調整するのも私たち設計業者の説明責任と考えている。市民に迷惑のかからない公平な設計を目指して 日々努力していきたい。
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