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有限会社 アトラス測量 |
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12番26号(裁判所前)
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2012年01月25日(水)
18日ギリギリで大型契約成立。レンジャースと日本のエースダルビッシュ投手が契約にこぎつけた。もともとはメジャー志向が強くないという、もっぱらの噂だったが、やはりというか、当然とも言うべきか? 25歳の若さでアメリカのマウンドに上がることになった。メジャー行きに対し賛成でも反対でもない。が、日本のプロ野球の置かれている現状に、モチベーションを保てなくなったのが、渡米行きを後押しした要因だと、本人が語っていた。 簡単に三振を奪えるフォーク系の落ちる球を、ワザと使わない時期があったと聞いたことがある。打者との駆け引きを楽しむと言ったら大げさになるが、どこかで、真剣勝負をも高次元の実験的感覚で捉えていたのかもしれない。要するに何を言いたいかと言えば、次元≠ェ違うのだろう。少なくとも、精神性の部分では、誰も追従できないと思う。メンタルの強さは計り知れないものを感じている。東北高校時代に遡るが、全力投球が売りの高校野球の世界で、ダルビッシュ投手に異質なものを感じていた。うまく表現できないが、緊張感が無いというか、ふてぶてしいというか、クールで、ポーカーフェイスで、ひょうひょうとしていて、力が抜けていて・・・。何千という投手を見てきたが、似たような選手は一度も遭遇していない。しかし、まさかあの時の少年がこれほど活躍できるとは思ってもいなかった。 身体能力もズバ抜けている。見逃せないのが、左でも140km近くの速球を放れることである。左右のバランスに偏りが無い証拠だ。手足が長く、さらに手がしなるように遅れて出てくる。そして、指先の最後の一押しが、ボールの伸びをもたらす。身長が2m近いので、ボールに角度があり打ちづらい。変化球の種類は書ききれないほどの、変化球オタク。圧巻は曲がらないスライダー。スライダー回転しているのに、まっすぐに伸びる不思議なボール。本人のコメントがないので真偽はわからないが、意識して投げているのであれば、フェイクボールとでも名付けようか?ツーシーム、ワンシーム、カーブ、スラーブ、SFF、シュート、シンカー、ジチェンジアップ、高速チエンジアップ、フォーク、スライダー、高速スライダー、ナックル、カットボール、ストレートも強弱がありそうだ。解説者も翻弄する変化球王。さらにさらに、野球に関する感というか、読みも鋭いようだ。打ち気があれば、はぐらかし、勝負してこないとわかれば、ズバズバと大胆に攻める。本塁打もほとんど浴びない。防御率も、DH制のパリーグでの1点台は凄いでしょう。1イニングで許すランナーも0点代。コントロールもいい証拠。数字的なデータを見る限り、サイヤング賞の投手とそん色がない。 メジャーで克服すべき点は、寒暖の差対策。アメリカはドーム球場が少ないので、強い日差しの中、逆に寒いなかでの試合も多い。環境の変化への対応があげられよう。日本と違ってバッター優位の球場が多いので、パワーヒッターの多いアメリカで、配球なども少し変わってくるかもしれない。マウンドの硬さも気になるところ。繊細な分、あまり過度に気にすると、投球に影響がでるかも。飛行機での移動は専用機だけに、さほど心配は無用といったところか。 まあ、気になるところを老婆心ながら一応書いてみただけで、蓋を開けたら、なんてことないと思うのだが・・・ ズバリ予想は、ルーキーイヤーでのサイヤング賞受賞を予測。 十分いけるでしょう。レンジャースは打線もいいので、20勝も夢ではないと思う。彼は世界ナンバーワンを証明するために渡米を決めたと、私は思っている。と、同時に、日本の野球が世界で一番だ、ということを証明できるのは、もはやダルビッシュ選手しかいない。日本のエースの動向に注目したい。
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