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有限会社 アトラス測量 |
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2011年08月17日(水)
青森県いや、東北を代表する光星学院がベスト4にコマを進める。11年ぶりの快進撃である。今日の東洋大姫路戦は、しびれる試合展開であった。5安打で2点をもぎ取る。まさに執念で入れた得点。そこに光星の強みがあるような気がしてならない。このような試合を勝ちあがったチームだけに、全国制覇の予感がする。相手投手原選手は、プロ注目のドラフト候補選手の一人にあげられる。制球が良く、スライダーとカットボールの切れが抜群である。本当に数少ないチャンスに、決してクリーンヒットではないが、地道にゴロをたたき、足をからめて、いい感じで得点できたと思う。あの好投手からの2点は大きい。 試合の流れを変えたポイントは、7回の岸本選手の絶妙なセーフティバントの成功にあると思う。あのプレーが、原投手の暴投を誘い、すっかりリズムを狂わせてしまった。1死2、3塁からの、松本選手の高いバンドの遊ゴロの間に三走北條が帰り逆転に成功する。この回の攻防が勝敗を分けたと思う。 光星は守りも堅い。ショートの北條選手が特にいい。最終回の深いショートゴロを迷わず逆シングルでキャッチし、間一髪セーフに仕留めた。この1プレーが今年の光星の強さを象徴している。正面から取りに行くと到底間に合わない。大会中逆シングルキャッチで、再三ピンチを救った場面を思い出す。普段からの練習の賜物であろう。また、秋田投手のフィールデイングもいい。バント処理も素早い。追加点を欲しい相手に対し、送りバントをセカンドで封殺できたことが勝利に大きく貢献している。序盤の相手の攻撃に対して、3併殺で、追加点を阻んだのも効いている。 秋田投手は、時折変化球が高めに抜けてヒヤヒヤしたが、非常にテンンポがいい感じで投げ込めていた。守備陣が守りやすい投手である。また、打者に向う闘争心は大会中随一でしょう。股間接が柔らかいので、十分軸足にタメが効いて、体重を乗せて投げ込むことができる。球もずっしり重いし、投球時のバランスがいい。さらに下半身が強靭でスタミナがある。だから球威が9回でも衰えず、145キロを記録することができる。高校生としては、トップクラスのスタミナを持ち合わせている。 残り2試合だが、先発は川上君でも行けるので、継投策も面白いかもしれない。もう1戦も落せない緊迫した状況が続く。一人の投手では、スタミナに不安が残る。習志野のような、複数の先発候補がいるチームが、ここからは有利になってくる。そろそろ、好投手たちも疲れがでてくる。打力では、断然トップの光星が、優勝の本命に違いない。 がんばろう東北。がんばろう光星学院。白河の関を超えられるのは、もはや光星しかいない!
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