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有限会社 アトラス測量 |
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2008年08月26日(火)
アマチュアがプロの野球について書くことに、いささか抵抗があるが、日本は言論の自由が認められた国なので,生意気ながら少し書いてみたい。今回のオリンピックでの野球の観戦をふりかえり、正直韓国がここまで強くなっていたとは思わなかった。30年前は韓国先発が日本の大学生の2軍に負けていた事を考えると、驚くようなスピードで成長したことが伺える。日本野球はWBCをピークに下降気味?かな。日本でプレーしている選手も韓国チームに代表入りしているので、相当研究して乗り込んできていることが伺えるプレーが結構あった。特に、左の岩瀬投手に、あえて左バッターを送ってきたところに注目すると、日本の野球では考えられない起用なので、相当研究し、自信をもって送り込んだのであろう。結果見事タイムリーヒットを打つ。準決勝でも、起用に明暗が出る。同点にされた場面で、左の4番打者に岩瀬を送ったがツーランホームランを浴びて勝ち越されてしまった。結果論であるが、打率1割台の主砲を外さないで使い続けた韓国の首脳陣と、不調の岩瀬投手の名誉挽回の機会を与えて勝負にかけた星野監督の、命運を分ける采配であったのだが、一球で韓国に流れが傾いてしまった。ここで、岩瀬投手が抑えて決勝に進めば、星野監督の采配に非難が出なかったわけである。たった1球がどん底と天国をわけたのだ。仮にセリーグのキャッチャーを座らせていれば、急所もかなり分かっているので、ホームランを打たれない配球を組み立ててくれたかもしれない。すべて、結果論である。予選の先発がダルビッシュ投手だったので、岩瀬投手ではなく、ダルビッシュで勝負も面白かったのでは。これも結果論です。打たれれば、ださなきゃ良かったと書かれるだけです。しかし、短期決戦は、過去の実績や栄光で選んではいけないと思う。その時々の選手の顔色と調子を見分けることが重要だと思う。もっと、場の空気が読め、気付きの感にとぎすまされた、コーチの存在も必要不可欠ではないでしょうか。監督に物が言えて、選手と身近な人。宮本主将のような若いコーチもいいな。選手との距離が近いので、思いきった采配ができるかもしれない。オリンピックは短期決戦である。負けたら終わり。負けた理由に審判の技量があげられているが、国際大会では当たり前のことである。国が違えばジャッジも違うのは自然ではないでしょうか。早くクセをつかみ、くさいボールをカットする技術があってプロではないか。言い訳無用である。皮肉なことに、いかに日本の球審のレベルが高いか、思い知らされた大会でもある。最後にハングリー精神にふれたい。日本の選手は数億円のお金をもらっているスター選手を揃えてきたが、勝ちたいという気迫がWBCほど伝わってこなかった。どことなくまとまりがなく、元気がないように映った。選手村にあえて入らないで、高級ホテルへ宿泊し、1週間前から練習して勝てるぐらい甘いものではなないと思う。いっそうのこと大阪桐蔭のレギュラーでも出していれば、金メダルを取れたかもしれない。次は、甲子園の優勝校でも出してみれば、もっとオリンピックが盛り上がるかもしれないすね。なみなみならぬ精神力とチームプレーが備わった、甲子園優勝校出場のほうが断然面白い。潤沢な環境に漬かったプロ野球選手にハングリーを求めるのもおかしい話だが、少なくとも韓国のほうが勝ちたいという気迫があった。WBCの時とメンバーが違うので比較できないが、あきらかに異質のものがあったような気がする。日本本来の持ち味である機動力が無い。イチロー選手や松坂投手のような精神的支柱になる選手がいない。左の大砲がいない。エラーが目立つ。日本野球からこれらを抜いたら勝てないと思う。結果論であるが、大阪桐蔭のレギュラーであれば、采配次第では銅メダルは取れた思う。プロに拘る必要なし。それほど今年の甲子園優勝校は強かった。いきつくところは、まとまりとチームプレーだと思います。
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