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有限会社 アトラス測量 |
〒039-1166
青森県八戸市根城五丁目
12番26号(裁判所前)
TEL:0178-44-0333
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E-Mail:
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2008年04月27日(日)
桜が咲く陽春のなか、八戸西対八戸工業戦を観戦した。長根球場の周りの桜がちょうど見ごろであった。試合は序盤に3点を取り、終盤に意表をつくスクイズで突き放した八戸西の、絶対優位で試合が運ばれた。工業もまとめてヒットが出るのだが、ビッグイニングの創出まであと一歩およばず苦戦する。しかし、4対2で迎えた最終回にビックイニングが訪れた。単打を重ね満塁として、5番荒道に打順が回る。迷わず振りぬいた弾丸ライナーが、レフト前に落ち2人が生還し同点とする。なおも1死2,3塁の場面で八戸西の投手が投じたボールが、非情にもワイルドピッチを誘ってしまう。サヨナラ勝ちの瞬間、ご父兄が飛び上がって喜んでいた。今日の勝利は、応援団の活躍もある。とにかく素晴らしい応援だった。生徒たちの応援バリエーションがまた増えたようである。応援を聞いているだけで楽しかった。ご父兄に聞くと、時間をつくって応援を考えたり、練習するそうだ。工業野球の観戦の際、応援も注目していただきたい。今回の地区大会は苦戦の連続で、対八戸高校に14対13、対工大一に11対10とまさに薄氷の勝利であるが、応援のおかげで接戦をものにできたと思っている。ちょうどサードの審判をされていた方と話ができたのだが、応援の最中にでてくる一瞬の静けさの間に、放たれるご父兄の言葉がとても響き渡っていたということである。コメントの内容がすばらしく、とても勇気づけられるんじゃないですか、とおっしゃっていた。野球と関係がないように思われるが、心理学的にもなにか有効な作用が働いているのは間違いないと思う。人間は威圧され怒られるより、褒められたほうが、心も体も軽やかに動くんじゃないか。メジャー野球と日本の野球の差は、そんなところからも差が開いてしまっている気がする。話が横道にそれたが、20数年ぶりの公立高校どうしの決勝戦は実に見ごたえがある試合であった。私立高校の台頭で影が薄くなっていた公立高校にも、甲子園のチャンスがあることを思わせてくれる久しぶりに気分のいい一日であった。工業頑張れの声があちらこちらから聞こえてくる。純地元の子どもたちだけで、公立高校が再び甲子園の土を踏める日がくることを祈っています。
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